未来の私へ

双極性障害Ⅱ型(急速交代型)の闘病日記。
10代の時に診断され、発症してから今年で9年目。

最低月に1度はうつ状態(1週間から1か月)になるので、なかなか気分の波が安定せず非常に困っている。

現在20代・無職(就労移行支援を検討中)
通院以外は基本自宅にひきこもりがち。

就労移行支援見学。

未来の私へ


今日は午後、就労移行支援の見学に行ってきました。今、2つの施設の間で迷っています。決断力がなくて困ってます。


どちらが自分に合ってるのか?

どちらが自分でも通えるか?


私が就労移行支援に求めているのは、病気とより上手く付き合えるようになること。そして継続して働ける力をつけること。


薬ではこれ以上のものを提案できないと主治医の先生に言われた。これで先生が出せるベストな処方だと。違う病院でも同じように言われた。

それなら薬以外で調整するしかない。


Aの就労移行では、食事の面から運動の面から精神療法の面から様々な方向からアプローチをする。


Bの就労移行では、就職ではなくその先の継続して働き続けることを目標にしている。生活・心理・働くスキルを身につけ、認知を変えるアプローチをしている。


互いに似たところもあるが、ところどころ違っていて悩みどころ。


アクセスは互いに自宅から同じぐらいの距離。費用はAの方は倍近くかかる。年齢層はBの方が若い世代が多い。女性の比率はBの方が多いかも。スタッフさんは私が人と関わるのが嫌いだから印象はどっちもどっちな感じ。


あとは体験して決めるしかなさそうだ。


ただ今日スタッフさんと話した時に、その人は心理学者さんとのことで、心理学からの精神病へのアプローチの仕方を話してくれた。


曰く【認知】を変えることで病気は治るらしい。(認知行動療法をその施設は取り入れている)


【悪い方】へと【考えすぎる】ことが精神病を誘発するとのこと。


よく母が『暇だから考えすぎるのだ』というが本当らしい。よくよく考えてみると確かに専門学校へ行っていた時は、宿題沢山あっていちいちクヨクヨ考える時間もなかった。忙しくて。


そして家にいて一人で認知の歪みを変えようとするのは不可能だと。自分では気付けないから。人に指摘されるのもダメらしい。人に言われても、はいそうですかと人は簡単に受け止められないらしいのだ。集団の中に身を置いて初めて人との違いを知り、認知を変えられるのだと。


もしかしたら違う風に解釈しているかもしれないがそうらしい。


人と関わらないと自分は変わらないのだということなのかもしれない。人と関わるのは嫌いだけど、人と関わらないということはどうしても避けられない。なら少しずつ慣らすしかない。


あとカウンセリングも2週間に1回や月に一度のペースで認知を変えるというのは難しいらしい。なんでも何か問題が起こった時にその人の対処の仕方でその人の特質が分かるらしいのだ。その時のその人を知らないとカウンセリングしていても表面だけになる。又、こうして方がいいと指摘しても頭では理解できても机上の空論でしかないらしいのだ。


私が病気とより上手く付き合いたいと望むのなら、どちらにしろ前に進むしかない。私は果たしてどちらを選ぶのだろう?例え失敗したとしてもそれは私の糧となる。だから自分が出した答えに自信を持って。大丈夫。結果はどうであれ、自分で考え、選び、前に進んだということが大事なのだ。